2023年11月30日

季節の変わり目、いよいよ寒くなってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
読書の秋といいますが、家で過ごす時間が増える冬こそ、天気や時間にとらわれず、気軽にはじめられる、お子さまとの読書をおすすめします。

特に、私が心掛けていることは「読み聞かせないこと」です。私も最初は、子どものために子どもが楽しいだろうと思った本を、最初から最後まで1ページずつ「読み聞かせ」をしていました。
しかし、子どもには子どもの興味や好みがあります。近頃では子どもが選んだ本を、子どものペース・好奇心に合わせて、表紙にいったり、進んだり戻ったり、同じページを繰り返したり等、「興味がある好きなページをいっしょに楽しんで読むこと」にしています。子どもの興味が移ったり、声を出したり、こちらに伝えようとする姿からも成長を感じられます。

また私は、ただただ子どもと一緒になって絵本を楽しんでいるだけなのですが、妻は「おかげで料理や自分のことに集中できる。本当に助かる!」と感謝してくれます。料理や家事が苦手なパパさんも絵本を読むだけでも間接的に育児家事を協同できます。
そして、私が子どもの時に、親も今の私のような気持ちで読んでいてくれたのだと、ありがたくあたたかい気持ちにもなりました。

子どものために、読み聞かせるだけではもったいない。この冬は折角なら親子で絵本の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

とよやまで子育て