2024年01月30日
節分は、立春、立夏、立秋、立冬の前日のことですが、現在では、立春の前日だけをさすころが多いです。
昔の人は、冬から春へと変わる立春を新しい1年の始まりと考え、お正月と同じように大切にしていました。
その前日となる節分は、大みそかのような位置付けで、1年の無事や幸福を祈る行事や行事食が伝わっています。
〇イワシ・・・イワシを焼くにおいで鬼を追い払います。イワシの頭はヒイラギの枝に差して玄関に飾り、
厄除けに使います。
〇大豆・・・いった豆をまいて鬼を追い払い、年齢の数だけ豆を食べて1年の幸福を願います。
〇そば・・・年越しそばと同じように、新年への願いを込めてそばを食べる風習があります。
〇こんにゃく・・・体の中にたまった砂(不要なもの)を出す「砂おろし」として、こんにゃく料理を食べる地域もあります。
〇恵方巻き・・・太巻きずしを切らずに、その年の縁起が良い方角(恵方=今年は東北東)を向いて食べるというもので、
関西地方の一部地域の風習が全国に広まりました。
ご自宅でも節分の行事食を取り入れてみてはいかがでしょうか?