2024年08月07日

野菜は、ビタミンやミネラル、食物繊維を含み、体の調子を整えたり、
生活習慣病を予防したりするなど、健康にかかせない食べ物です。
苦手な野菜がある人もいるかもしれませんが、品種の違いや調理法によって
味わいは変わりますので、ぜひ、おいしく食べられる方法で味わってほしいと思います。

今回は、夏が旬の「夏野菜」と、それぞれの特徴をご紹介します。

●きゅうり・・・ 約95%が水分だが、カリウムを多く含み、むくみ予防や高血圧の改善に役立つ。
体を冷やす効果もあり、夏の水分補給にピッタリ。
●トマト・・・ 赤い色素「リコピン」は強い抗酸化作用があり、さまざまな健康効果が期待できる。
うま味成分の「グルタミン酸」を豊富に含むのも特徴。                                               ●なす・・・ 日本で古くから食べられてきた野菜。ほとんどが水分だが、紫色の皮には
「ナスニン」という色素成分が含まれ、生活習慣病予防に役立つ。
●かぼちゃ・・・ 保存がきき、昔は冬の栄養源だったことから冬至に食べる風習がある。
オレンジ色の色素「βーカロテン」は体内でビタミンAに変わり、目や皮膚、粘膜の健康を保つ。                                                            ●ピーマン・・・ 未熟なうちに収穫するため、独特な苦味があるが、ビタミンCや「βーカロテン」を
多く含む。完熟すると赤や黄色に変わり、甘味が増して、栄養価も高まる。                                                               ●とうもろこし・・・ 米、小麦と並ぶ世界三大穀物の一つで、炭水化物を多く含む。
野菜として食べられるのは「スイートコーン」という甘味の強い種類。                                                     ●ゴーヤ・・・ 「苦瓜」とも呼ばれるように、苦味が特徴。抗酸化作用のあるビタミンCが豊富で、
肌の健康を保ち、体の老化を防いでくれる。
●オクラ・・・ 刻むと出てくる粘りはペクチンなどの食物繊維で、おなかの調子を整えてくれる。
調理の際は「板ずり」することで、表面のうぶ毛が取れ、色鮮やかになる。                                                                ●えだまめ・・・ 大豆が熟す前の若い豆を食べるもので、枝付きのままゆでたことから、こう呼ばれる。
大豆と同じようにたんぱく質やカルシウムを多く含み、栄養価の高い野菜。